【 追 記 】
※下記は頒布時に追記メモとして挟ませていただいたものですが、一部で挟み忘れがあったようなので、この場にてご説明させていただきます。
*
本書P6~7でご紹介している「響のビーフカレー」について、ひとつ追記します。
原資料では、材料に「マツタケの缶詰」が使われています。ですが現在では入手がいちじるしく困難なこと、ならびに読者がメニュー再現する際の材料費が高騰することを理由に、ここを「シイタケ」に変更しています。再現調理からずいぶん時間をへて今回の原稿化となったものですから、その旨をレシピ解説で記述することをすっかり忘れてました・・・。
当時は山林の富栄養化やマツクイムシの被害が進んでいなかったことから、マツタケの国内収穫量が現在の100倍近くありました(1941年:1万2000トン、2010年:140トン)。現在よりもずっと安価で取引されていた食材で、そのためマツタケの缶詰は比較的見慣れたものであり、海軍にも保存食料として納入されていたわけです。響のビーフカレーは、当時の響主計科が標準レシピに手を加えてさらに美味しくしつつ、保存食料であるマツタケの缶詰を使ってマンネリ化も防いだ、まさにチャレンジングな一品だったわけですね。
この点、記述忘れについてお詫びしつつ、つつしんで追記させていただきます。
B5 4C 20P イベント価格 500円 店頭価格 617円(各店舗によって若干の差異あり)
「提督の食卓SPECIAL」は以下のお店で委託頒布中!